パッドのないメガネ 一山メガネ
■ 一山メガネとは
上の中央の写真のような、鼻パッドがなく、ブリッジ(一山ブリッジ)を鼻梁にのせて装用する眼鏡を「一山メガネ」といいます。
クラシカルなムードを持ち、愛好家も多いのですが、鼻パッドのあるメガネとは違い、眼とレンズとの間隔を調整することができないメガネであるために、ちょうどバランスよくフィットするものを探すのが難しいメガネでもあります。
たとえば、レンズと眼との間隔が短すぎるために睫毛があたりそうになったり、逆に奥行きが長すぎるために玉型によっては視野を狭く感じたり、極端な場合、処方の度数効果が損なわれてしまうようなこともあります。
そこで、全国のメガネ店の有志による「一山メガネ研究会」では、レンズと眼との間隔がちょうど良く、快適に装用できる一山メガネを製作しました。
● 一山メガネの長所
(1) 鼻あてが変形することがない
使用しているうちに鼻パッドが広がってしまったり、変形してしまう、ということが一山ブリッジではありません。
常に眼とレンズとの間隔を一定に保ったまま使用することができます。
(2) 鼻の横にパッドが当たらない
鼻の横のパッドが当たる場所に圧力がかかることによる痛み、肌のへこみ、跡がつくなどということがありません。
(3) すっきりした外観
鼻パッドをささえるクリングスという金属もパッドもありませんので非常にすっきりした印象になります。
● 当研究会の一山メガネ 特徴
いままでの一山メガネは眼レンズとの間隔がちょうどよいものがありませんでした。
ヨーロッパ製の一山メガネは、鼻根の高い西洋人向けにつくられているために、ごく一部の鼻根が高い人を除いては、レンズが眼に近すぎ、実用的ではありませんでした。
一方、国内で製造された一山メガネは、ブリッジの奥行き寸法が深すぎるためによほど鼻根が低い人以外は、ほとんどのものが眼とレンズとの距離が長すぎてしまうのです。
一山メガネ研究会のオリジナル一山フレームは、特にブリッジの奥行き寸法に十二分の工夫を凝らして設計されています。
万一、眼とレンズとの間隔が短い場合にはブリッジキャップをつけることによって修正ができます。 ブリッジキャップは一山メガネ研究会のオリジナルフレームのすべてにつけることが可能です。
また、一山メガネをはずした時に鼻梁の一山ブリッジが乗っていたところに多少の後が残ることがあります。
これはメガネ全体が重いほど強く残ってしまうので、一山メガネは軽いことが望ましいです。
一山メガネ研究会のオリジナルフレームはすべて軽い純チタン製です。
また、レンズを重くしないために玉型のサイズを比較的小さくしています。
それでもレンズで重くなってしまうことを防ぐために比重が軽いプラスチックレンズの使用を推奨します。
一山メガネ研究会のオリジナル一山フレームは、ごく一部の鼻根の高い人や低い人を除いて、そのまま、あるいはブリッジキャップをつけることで9割以上の方に 適切な眼とレンズの距離で装用できるようにつくられています。
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム ドウグ・ラチェット
43□20・23 (フレームPD 63・66)
重 量 : 10.0グラム
カラー : 全4色
メーカー参考小売価格 ¥29,700 (税別¥27,000)
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム ヌーン
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム シャノアス
40□20/40□24 (フレームPD 60/64)
重 量 : 11.0グラム
カラー : 全3色
メーカー参考小売価格 ¥26,400 (税別¥24,000)
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム ナーゾ
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム キグ・スタビ
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム ドウグ・ノギス
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム キグ・シャフト
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム アソン・オーバル
Hornsfitters Ason Oval
44□22
(フレームPD66)
カラー : 全4色
メーカー参考小売価格 ¥28,600 (税別¥26,000)
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム クラシコ リベルト-O レギュラー
一山メガネ研究会 オリジナルフレーム クラシコ リベルト-O レギュラー
当店ではこの他にも、いろいろな一山メガネを取り扱っています。
当店は一山メガネ研究会の会員店です
研究会公式ホームページはこちら→ 一山メガネ研究会